【賛否両論でKitchen】
今年の4月からは
リズムが不規則でしたが
夕食はやはり
夕方4時半には出来上がるように
意識をしている
6月の午後…。
ほぼ
ローフーデイスト
フルータリアンな私が
家族に作った夕食メニューは
和食の名店
「賛否両論」笠原将弘シェフの
パン粉を使わない
和風ハンバーグ。
早めの支度をして
帰宅する家族の時間に合わせて
準備を始めました。
こちらのハンバーグは
玉ねぎ
椎茸のみじん切りとすりおろした人参を
混ぜ合わせて焼くハンバーグ。
Kitchenで作業をしながら
色々な事を思い巡らす…。
動物の仕草をみていると
人間の幼子と何ら変わらない
あどけなさを感じて愛おしいのに
私達は何故か
そのあどけない動物を
食べていく弱肉強食の
世界にいるのです。
以前は
沢山そんな
リアルな書籍にて、
家族に伝えていた時がありました。
ですが
まだ幼かった子どもに
罪悪感を無意識に与えていた事に
気がついて
私なりに
自然にいることを意識したのです。
ローフードを取り入れて
子どもたちも
その思いを大切にしてくれていたのが
とても嬉しかったからです。
そして私は
成長期に
自分が全く食べなかった訳では
なかったのだから
安易にこの世に生きる
家族にも
自分にも
意識的にも
無意識的にも
強いるような事はしないでおきたいと
思ったのです。
勿論
私は新しい自分で
見つめていますが
その上で更に新しく
物事を見つめていくのです…。
そんなKitchenで
玉ねぎみじん切りの
トントントンと切る音と
お鍋のグツグツする音を
聴きながら
また紐に絡んだようになった言葉が
思いが浮かんでくるのです。
この感情はまるで
信仰生活の様です。
自分だけが突如
神様の恵みで
十字架の贖いを知って
生きる事になって…
けれど周りは
十字架の贖いの血潮を
知らないのですから
私が
主を信じたからといって
急に周りの生活に
あれこれ伝えたところで
理解するには祈る時間も必要でしょう。
冷蔵庫の開け閉めの音…
クラリネットのマウスピースで
16分音符を舌で奏でるなような
コンロを押す音…
上目遣い
時計を時々見ながら
夕食後のスケジュールを
頭の中で整理します。
そして
また思い巡らすのです…
ミンチをこねながら
私は違和感を感じているけれど
それでもこねないと
ハンバーグが出来上がらない。
ふと
ソイミートを思い出すけれど
何故わざわざお肉に似せて
その食感を真似る必要が
あったのかと
しかし
それも必要だし…
頭の中は
色んな視点で物事が流れます。
これも
また
信仰生活に似ているのでは…。
弱い信仰の人の前で
食べた
食べないは
いかがなことなのでしょう。
(これは意味がある
みことばなので
そのまま直接な意味ではありませんが
ここではこうして使用してるけど…。)
突然の出逢いが
突然の内面の新しい衝撃
それでも
この世では
時間を要するカラダを持つ私達は
生身の人間
信仰も味覚も
グラデーションの移り変わり…。
ジューッ!と激しい
焼く音…
先日
洗った換気扇を見上げて
蓋をする…。
私の頭の中は
まだまだ思いめぐらします…。
確か
分子生物学者
農学者
福岡伸一氐によると
脳が一年
血液4ヶ月
DNA2か月
肝臓一ヶ月半
胃の粘膜5日間…
での入れ替わりをしていると
語っているわ。
そう確か中村さんが、
教えてくださっていたはずね…。
フライパン返しで焦げ目を眺めて
さぁ
4枚レシピ通りに焼き上がりました…。
お皿にのせた
フルーツトマト
Kitchenでひとつ頬張って
もう若干
甘いトマトが好みと
判定しながら
ジュワッとした
フレッシュさに
嬉しくて…。
私は唯一ハンバーグは
食べない人なのです。
きちんと味見はしますが
そこにもう
留まる舌にはないようです。
色んな境遇で
色んな場面にて
私は
色々食すけど
私の思いは
ただひとつを
求めて
その安らぎに落ち着き至るのです。
何とも不思議な感覚です。
この世に生きているのに
この世の生き方でありながら
私のうちに
みことばや祈りによって
内住してくださったお方は
生き
動き
存在しながら
私に
様々を語って下さいます。
さて
ソースを作り終えたら
白いテーブルに
置いて食卓を整えます。
すると
玄関が開く音がしました…。
様々を思い巡らしたKitchenでの
最後に行き着くところは
結局のところ
神は
愛という言葉に
多くのミネラルビタミンが
ぎゅっと含まれている事に
再び
落ち着き至るのでした。
賛否両論ハンバーグ
賛否両論…
この世に生きて
この世のからだを持ち
この世の味覚も持っているけれど
それでも
神様の愛を
四方八方から
感じているのです…。
テサロニケ人への手紙 第1
5章23節を噛み締めながら…。
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